緊急 接近!ラオシャンロン

報酬金 :24000z 契約金 :2000z
指定地 :砦
依頼主 :ギルドマスター

依頼内容:
またも、この地に危機が迫りつつある。山より大きな古龍、ラオシャンロンの接近じゃ…。ただちに砦へ向かい、拠点の防衛に全力を尽くすのじゃ!


ギルドマスター…って誰?シェンの依頼してきた人?
といった具合に世辞…もとい、世事に疎い田舎娘ビッケです。☆6の依頼でババとかクックとか狩ってた僻地のハンターに何故に灰ラオシャンロンを倒せとお達しが来るのか…いや、来なきゃ困りますが。

とはいったものの、ここしばらくの狩りの条件として、
「上位からの狩りに限定して、その時点までの狩りで得た素材で作れる武器・防具を使って次へ進む」
とやってるわけで(もちろん下位素材が必要ならそれは使いますが…下位武器とかは使わない、ということ)、すなわち☆6由来の装備で灰ラオを倒さにゃならんわけです。

このあたりもパラレルビッケ
あ、ところでハンターの生涯において一体このラオシャンロンと相見えることがどの位あるのかといったら、一生に一度あるかないか位かと思われますな。それをいろんな武器で何回もやるというのも今ひとつリアリティのない話です。前作P1の様にラストに出てくるなら、まあそれなりにおさまりようもあったのですが。

で、こんな上位前半に出てきちゃうラオを何回もやるための心得として「パラレルビッケ」というのはどうよ、みたいな。あんな討伐もこんな討伐もすべてはパラレルビッケの成すことであって、それぞれは一話完結のラオ討伐なのです。え?そんなこと気にしてるハンターさんはいませんか?そうですか。

それはともかく☆6由来の装備で勝ち目がありそうなのといったら
・双刃イャンクック
・ウォーボンゴ(火事場)
・ヘビィバスタークラブ(火事場)
位なんじゃん?と思ってきたわけで、今回はとりあえずこの3武器での突破を目指しました。

今回双剣・ヘビィを扱い、次回に狩猟笛を扱います(すべて討伐完了)。

うちわだし…
赤鳥の翼…なんだけど…

さて、まずは双剣ですが、かなり遠くのパラレルビッケの双焔による灰ラオ討伐の記事で、双剣−ラオのほぼすべては書かれているので、今回の討伐も基本的な手順は同じです。基本的どころか全編同じですな。
というわけで今回はそこから漏れてるいくつかの点を簡単にまとめる、という方向で。全体の流れは知っている、という前提で端折って書くので、「知らんがな」という方は双焔記事をご覧下さい。

今回使用の双剣は「双刃イャンクック」。しかも防具はクックS(攻撃力UP【大】)ときたら、全身クック装備の「赤鳥の翼」モードですよ。でもねー双刃イャンクックですもんねー。イマイチ…たとえばこのクエ記事のタイトルを「赤鳥の翼」にするには、締まりがないですよねー。いや、ネタ武器は大好きなんですが…それに相当するシリアスな武器も作ってよ、みたいな。

で、今回記事では「爆破」「乱舞位置取り」「対巨龍爆弾」「武器研ぎ」あたりを扱っておきます。双焔記事で扱った部分もありますが、重要な点は重複でも扱っておきましょうかね、みたいな。

調合素材を先頭に
設置位置を覚える
まず爆破。エリアスタートに大タル爆弾Gを使っていきますが、この連続爆破をスムースに行うためには2つの点を押えておく必要があります。

ひとつはアイテムの並び。アイテム欄の先頭にタル爆調合用の素材をまとめておき、調合に手間がかからない様にするのが良いです。

もうひとつはタル爆の設置位置。ラオの姿が見えない状態でも、顔が突き出される位置を覚えておき、タル爆を設置できる様になってると良いですね(これは2〜4のエリアすべて)。
バリケードになっている岩の形で「ここのへこみのちょい右」とか覚えておきます。

斜め前から捉える
お次は乱舞。これは双焔の際も指摘しましたが、ラオの腹の真正面に陣取るのではなく、やや斜め前から仕掛ける様に立ち位置を調整します。
こうすることによってラオの怯み時の腹プレスをスルーすることができるのですね。乱舞直後に回避ができる様になった今、この措置による連続乱舞を途切らせない立ち回りは、武器の威力を下げたギリギリの討伐トライになるほど重要となります。
噛み付きが終わるまでここで待とう
実は双刃イャンクックというのは見た目はうちわですが、能力は優秀で、討伐画像を見ると分かる通り、何気に今回は相当余裕のある討伐です。ですんで、対巨龍爆弾とか使って遊んでみても良いでしょう(慣れとくのにも良いですし)。あ、この爆弾が「使いがい」があるかどうかというと、正直微妙ですね。残り時間1分切るようなシビアな組み合わせの討伐でこれ使うと討伐できませんから、声を大にしては言いづらいですが…通常攻撃を続けた方が与ダメはあるっぽいですな。

さて、この爆弾の設置はラオの背中にするのですが、その背中にはエリア2・4に架かる橋から飛び降ります。ちなみに早々と橋の上中央で待ち構えてると立ち上がったラオに噛み付かれますので、噛み付き動作が終わるまで(1回)は、写真の位置で待ちですね。

飛び降りのタイミングとかは動画でどうぞ。

動画では橋のエリアスタート側から飛び降りてますが、実はこれは危険です。落石ポイントとかぶってるので、巻き込まれるおそれがあるのですね。慣れればいけるのですが、はじめのうちは反対のエリアエンド側から飛び降りた方が良いかもです。爆弾二つを設置しても1回位は剥ぎ取れるものですが、今回「カメラに映ってなきゃイミないじゃん」と(いつもは橋に隠れても構わず剥ぎ取りしている)ばかりにぐるぐるカメラ回してるうちに吹っ飛んじゃいました(TT)。
最後は今回もっとも重要なポイントの「武器研ぎ」。
双焔の記事は防具がぎざみんで「業物・高速砥石」がついてたのであまり武器研ぎに関しては言及してません。
しかし、その系統のスキルがない(大概は無い)討伐では、この武器研ぎに手間取るかスムースにできるかが勝負の分かれ目になったりもするので、重要です。特に火事場発動時に武器研ぎ位置をミスって風圧怯みから蹴飛ばされで1死などといったら目も当てられませんし。
右脚に寄って左脚の風圧を避ける
基本的にはラオの全長方向の中心線下は風圧の影響がないので、ここで研げれば良いのですが、ちょっちずれてたりしても風圧怯みが出るので、やや難事です。
より簡単確実な方法として今回あげておくのは、ラオの歩行サイクルに合わせた武器研ぎの仕方ですな。
要するに直前に着地した前脚(のちょい後ろ)寄りの位置で武器を研げば、その反対側の前脚の1歩による風圧の影響なないわけです。このタイミングを使えば、神経質に中心を位置取る必要もなく研げます。
このあたりも動画で。
余裕の残り10分討伐
そんなとこで、滞りなく討伐は完了。
なんと「残り10分です」のアナウンス直後。撃龍槍の直後ですな。
もうちっと連続してやったら撃龍槍でトドメとか、あるいはそれ以前で勝負あり、位まで行きそうです。
実際のところ双焔より楽な感じが強いので、もしかしたら双刃イャンクックはもっとも楽に作製できる灰ラオ討伐可能武器かもしれません。あ、地獄耳地獄があったか…orz。
透過率アップが課題に
ヘビィバスタークラブ

参照記事:見切り+3 レックスハウル

事前の目算では双刃イヤンクックに負けず劣らずの楽勝だと思っていた火事場へビィバスタークラブですが、意外とギリギリの討伐となりました。ヘビィバスタークラブ運用時の攻撃力は549。これまた遠くのパラレルビッケがやってた見切り+3のレックスハウルを見ると、この運用時の攻撃力は420。今回見切りレックスの実に1.3倍の攻撃力となるんですが、フタを開けたらこれがキツかった。

見切りレックス
火事場ヘビィバスタークラブ
なんで、こんなに大変なの?と疑問だったので、追加検証で、ちょっと調べてみましたよ?

貫通L1に関して
ヘビィバスタークラブ…16発/分
(貫通L1装填数:3 装填速度:やや遅い)
レックスハウル…21発/分
(貫通L1装填数:4 装填速度:速い)

あれこれどーしたら攻撃量が出んのか散々考えてみましたが、案ずるより産むが易し。単純に1分の平均射撃数を出してみてビックリ。
上の数字に攻撃力(火事場・見切り使用時)を掛け合わせてみたところ、なんと「1:1」という結果になりました。めちゃくちゃどんぶり勘定ですが(通常L2とか貫通L2とかで当然話は違ってくる)、貫通L1に関して「見切りレックスと火事場ヘビバスタークラブの一般射撃の与ダメは同じ」ということに。

同じなら同じ苦労じゃん、と思うなかれ。それ以外の与ダメに以下の差があるのです。

見切りレックス
拡散L2×53発…5000〜5500ダメージ(75%前後のヒットとして)

火事場へビィバスタークラブ
拡散L1×13発…900〜1000ダメージ(75%前後のヒットとして)
大タルG 150×12=1800
合計でおよそ2800ダメージ

ということで、拡散L2が運用できる見切りレックスには実に2500前後のアドバンテージがあるんですな(灰ラオの体力の1割相当)。
上の結果を無茶苦茶乱暴にまとめると、見切りレックスでの討伐が残り1分を切る内容だったのですから、火事場へビィバスタークラブでは2200〜2700分のダメージをまるまる弱点狙撃の透過率の向上だけで叩き出さにゃならん、ということになります。ま、計算するよりとりあえず撃ってみるビッケはめでたく討伐できたんですが…2200〜2700というのは、はじめにこの数字出していたら止めてたかも、位の数字です。
見切りレックス記事も、どうぞ
いずれにせよ、そんなこんなで大変だったヘビィバスタークラブでの灰ラオ討伐でした。
もっともこれも大筋は見切りレックスの記事(あの長い長いやつ)に同じなので、詳細は割愛。
今回は「拡散L1・大タル爆弾G使用(火事場発動とかも)」「弱点狙撃」の2点だけを扱いましょう。弱点狙撃に関しては、上の差を縮めただけの進展はありました。
13発撃ちきるのは難事
拡散L1
ヘビィバスタークラブは超長距離狙撃弾ではこの拡散L1のみに対応していまして、この弾は所持限度数が3、調合素材の「カラの実×カクサンの実」合わせて13発撃つことができます。
この13発を如何にエリア1で撃ち尽くすかがまず問われますな。
調合素材をアイテム欄の先頭にまとめるのは基本として、完全にロスのない調合−装填−射撃をこなさないと撃ち尽くせません。ムービー終了と同時に拡散L1を装填できる様に、弾の位置も弾の並びの先頭に来る様にしておきます。
射撃精度としては、灰ラオが1怯みで怒り突入するくらいで上出来でしょう。
大タルGは2個設置しても平気
火事場発動
このあたりは火事場弓での討伐記事に動画があります。
当時と違う点としては、大タルG2個並べて蹴っ飛ばしてもダメージは(ビッケには)1個分、ということで最初に2個並べる様になったくらいでしょうか。もっともこの蹴り自爆もラオへのダメージソースなので2個置ける様になったのはそれなりの進展です。
進入まで撃ちまくる
大タルG
見切りレックス時と違って拡散L2をバカスカ撃ったりできないので、ラオのエリア侵入時にはタル爆を使っていきます。もっともこの際も設置してボケッと見てるのではなく、ギリギリまで通常L2でラオの頭を攻撃し続けますな。
この際適当に離れて撃たないと設置したタル爆が起爆しちゃうので注意が必要です。どの位?というのは自分でやってみるしかないんですが。
弱点狙撃
見切りレックス時よりもかなり狭い領域を狙う様になりました。下の写真をご覧下さい。
背中の大鱗と胴体のすき間みたいな、上の赤塗りのところへ弾を撃ち込みます。
ここを狙う様になって(以前も撃ってましたがより意図的に、ということです)、ラオの左右どちらのサイドからもあまり差がなく弱点を捉えられる様になりました。
以前はもう少し下までを狙いとしていたので、歩行中に体側の露出の少ない左半身側の攻撃が今ひとつだったのですね。
反対に、上の黄色部分あたりはトゲに当たってしまって、弱点へ弾が抜けません。実際のトゲの一回り外までトゲの当たり判定エリアがあると思って狙撃しましょう。貫通とはいえ1ヒット目の威力は他より大きいので、なるべく1ヒット目で弱点を捉えたいですな。

結局のところ、この狙撃位置の絞り込みが今回の討伐成功の鍵だったのだと思われます。頭に書いた通り、今回の取り組みは、透過率の向上だけが成功への唯一の道だったわけですし。

といったところで。
討伐模様は以下の通り。

お疲れ〜
残り1分14秒。砦の耐久度を100%で終わらせる脳みそがよじれそうになる必死射撃での討伐でした。

あ、ちなみにラオの瀕死時の目安ですが、「沈静化」と「最後の怒り」という現象を知っておくとよろしいかと。
ラオは死亡が近くなるとかなり攻撃しても怒らない「沈静化」の状態がまず訪れ、その後「最後の怒り」があって、怒りが解けてしばらくの攻撃で討伐となります。
ヘビィなんかですと、エリア5侵入時に沈静化、残り7〜8分くらいまでには最後の怒り状態へ持っていける様にしないと討伐は難しいですな。

さて、図らずも「貫通弾で装填数が1多く、装填速度が2段階速かったら、それは火事場発動に匹敵する」ということが分かった今回の灰ラオ討伐でした。どんぶり勘定なので、そこまでじゃないかもですが、近いものはあるでしょう。
このことは「灰ラオ−上位ヘビィ火事場なし」の最低ラインがどのヘビィになるかを予測する材料になりますね。それがビッケの灰ラオ−ヘビィ討伐の最終目標となるのでしょう。
はてさて、どのヘビィが浮かびますことか。