ひょいっ
2007.05.10 下位の効能

魔女っ娘ビッケ

ゴールデンウィークを挟んで灰ラオ連戦とかしてたおかげで、ビッケの懐具合も「クエがはれない?」くらいから「大富豪」に一気にグレードアップ!うほほほほ〜とばかりにここ数日は東へ西へと駆けずり回って素材を集め、武器・防具の製作にいそしんでおりました。
時を同じくして(ようやく)michi君とかも古龍に対応できるようになってきたので、3人掛かりで集会所下位のクシャル・ナズチ・テオなどを撃破。はるか昔に「ひめに尻尾切ってもらおう」と思って忘れてたナズチの尻尾も手に入りました。もっともナズチ相手にパピメルSとかで来やがりまして「ひめが尻尾切るまで倒しちゃいけない縛り」という高難易度(笑)のナズチ戦となりましたが(ナズチは堅いので心眼がないといきなり面倒な相手になる)。

魔女っ娘ビッケ
村・下位なら失敗を恐れずとりくめる
さて、そんなこんなでようやくミヅハが揃いまして「魔女っ娘ビッケ」ができるじゃないですか、ないですか、みたいな。しかしここに落とし穴が…魔女っ娘といったって一体ナニすりゃいいのさ?うーむ、モンスターハンターシリーズは魔法がないのが基本でしたよ、そーでしたよ。

で、ぐるぐる考えたあげく、前作記事で「やろうかなー」とかいってて放り出していた「下位の効能」をやろうかと思いましたよ?
もうこのくらいになるとゆっくりペースのハンターさんたちも上位に手がかかってるくらいでしょうが(半数以上はクリアしてもうやめちゃってるかもしれませんが)、上位に行ったら下位や村なんかさようならですか?というとそうでもありません。下位や村には非常に重要な役割があります。

MHシリーズの要のシステムである、下位も上位もモンスターの動きは一緒、これです。一部グラビームとか違いがある部分もありますが、大概は攻撃力・防御力・体力のパラメータが上がるだけで、動き・スピードは上位・下位で違いがありません。すなわち、下位のモンスター相手にノーダメージで立ち回れるならば、上位でも同じことができる、ということです。つまり上位進出後の下位・村クエはタイミング命のリアルスキル系を練習するにはもってこいの膨大な訓練所と化すわけです。

この際は、(目的によっていろいろですが)高防御力高攻撃力でかまいません。集中力の持続する短時間で一気に新技取得に取り組むわけです。注意点は「攻撃を食らわないための練習」であることを忘れないことです。モンスターを倒すことが目的ではないですからね。

というわけで今回はそんな中からいくつかの例を紹介していきましょう。

この位置は他の近接とかぶらない

無敵ステップ

最初はタイミング系のリアルスキルの白眉とでもいうべき「無敵ステップ」をいきましょう。
ランス・ガンランスのステップには、ごく短時間「無敵時間」が設定されており、この時間内の当たり判定時間しかない攻撃(1ヒットのもの)を「すり抜ける」ことができます。実戦で具体的に用いられるのはガノのサイドタックルへの対応となるでしょうか。もっともMHGで難関クエの代表的なものだった「双魚竜」で使うとかっこ良かったのですが(いや、やったことないですが)、MHP1st・2ndでは、ガノそのものがぱっとしない存在になっちゃったので「身につけといても損はないよ?」くらいのスキルになっちゃいましたが。
あ、そういえばこの無敵ステップとか前転回避にある無敵時間とか時間延びてるクサいです。前作などでは高等技術でしたが、今作では結構気軽に取り組める、かも。

やることそのものは単純で、ガノのサイドタックルにあわせてバックステップをするだけ。要はこのタイミングです。この手のものは動画でしか紹介しようがないので、動画でどうぞ。実際にはステップとガードを使い分けるので、無理矢理ステップに持ち込むためにちょっちわざとらしい動画になっちゃってますが。

後ろへ回り込む
この位置(ガノの右半身側)の位置取りをすると他の近接武器と位置取りがかぶらないので非常に良い感じのPT戦となります。動画の後半では無敵ステップの応用でガノの後ろをとる模様を入れときましたが、この位置まで来ると仲間がハンマーだろうが大剣だろうが存分に暴れられますな。
こそこそ
あとおまけでガノの釣り方。戦闘中地底湖に移動したガノを追っかけないで、水路の入り口で待機。しゃがんで気配をあげないようにしつつ、動画のように移動して、釣りモードへ入ります。PT戦では複数の人間が同一エリアにいると釣りモードに入っても発覚状態になってしまうので注意。
静止画ではワケワカメ
無敵回避

お次は前転時に設定されている無敵時間を使った「無敵回避」。
代表的なのはゲリョの閃光回避でしょうか。今回双剣でやってますが弓・ボウガン(ヘビィはシールドなしの場合)・ハンマー・太刀で使えます。さっさとトサカ壊しちゃえばいーじゃん、という感じですが、出会い頭にいきなり閃光やってくる場合もあるので、これまた覚えといて損はないです。

閃光モーションにあわせて鬼人化
特に近接武器の場合、その前転そのもので次の攻撃位置へ入ってしまうのが良いですな。
今回「双剣リュウノツガイ」を使ってますが、緑ゲージの双剣でゲリョ相手となると尻尾狙い・頭狙いくらいしか通常攻撃が使えません。動画でもちょっち狙って回避後切り上げとかやってみましたがまあ、脚に弾かれますな。ので、実際の戦闘では動画の最後にある鬼人化から前転→乱舞のパタンが一番多くなると思います。
跳び込んだ方が失敗時安全

とまあこんな感じ。
今回はこの「無敵時間」を使ったタイミング系スキルのご紹介、ということでした。
上位クラスの高防御力状態なら、ちょっとばっか失敗しても大事にはいたらないので、このようなスキルを村・下位で存分に試すとよろしいかと。消耗品も支給品で事足りるので懐にも優しいですし。
…で、そんな感じで目的のスキル練習したら討伐しないでリタ、とか繰り返してたら「ヘタレ」とかの称号が…一生懸命技を磨くのがヘタレですか、カピコンさん(泣)?

蛇足:MHdosから防具のスキルに「回避性能」というのが加わりまして、これをつけると上記の無敵時間が延長されます。パピメルなんかが代表的ですな。ビッケはまだ試してないのですが、噂ではバインドボイスも回避できちゃうとか何とか。
また、ビッケのこれまでの記事の中では、ショウグンドドブラの動画の中に無敵回避を使ったシーンがあります。あわせてご覧下さい。