やっとティガ!
2007.05.13 異常震域 1/3

HUNTER's LOGのゲームディスクにはティガがおらんのか?ってな感じの今日このごろですが、未だに村ティガやってねーとかいうあかんたれに調子を合わせてたらすっかり記事のリリースタイミングを逃しちゃったと、こういうわけなのです。なんでmichi君(あ、言っちゃった)ティガやんないの?PT戦じゃ結構普通に戦ってたじゃん。

さて、そんなこんなで初ティガ記事が異常震域という異常事態と相成りました。
このあたりに来るとさすがにソロだと結構歯ごたえがあります。で、今さらティガの立ち回りーとかだけやってもしょうがないので、難関クエを突破する全体的な取り組み方、みたいな感じで何とびっくり全3回でお送りいたします。

第1回目は基本の立ち回り。前回の「下位の効能」はこのための伏線だったのですな。村ティガ相手にアイテムを使わずにしっかりした立ち回りを確立しましょう、というもの。
続く2回目は「リサーチ」編。2頭ものというのはとにかく序盤の移動経路をしっかり抑えて、初手を型にはめて主導権を握るのが重要です。
第3回目が実際の「異常震域」クエスト。

ま、実際は力押しでも突破できちゃう難易度なんですが、それじゃどうしょもなくなる時が来るでしょうから(特にMHFとかやる方 上位の上があるそうな…)、こういう方法論を身につけといて損はないかな、と。

まずは基本の立ち回りとなりますが、「基本の立ち回りができなくても突破したい」という向きもおありでしょうが、今回は却下。MHG・MHdosで力押しの効かない相手に基本の立ち回りなしで突撃しても無駄です。この異常震域でも2頭を討伐するためには閃光玉連投だけでは底がつきます(そもそも弓の場合閃光使おうが使わなかろうが大差ありません)。どうしたって普通に立ち回る技術は必要となりますな。

で、基本の立ち回りといっても漫然と村クエを繰り返しているだけでは埒があかないので、どこかに「キモ」を探る作業と言い換えても良いかと。ティガといったらうんざりするのが幅広の突進ですが、そこをなんとかすれば逆にぐっと楽になるわけで、そしてまさにそこに「キモ」があります。

ギリギリラインを探す
近接なら迷わずここへ

結論から書いちゃうと今回のキモとは、ティガの突進時のあの前脚は直線上に連続した当たり判定を持っているわけではない(んじゃないかなー?)、という点です。従来種の突進はその直線上にいたらどうしたって当たるのですが、ティガの場合は当たり判定がとびとびに存在するので(着地してる時だけ当たり)、極端な話前足が頭上を通り抜けることだってあります。すなわちティガ戦における突進回避には、従来種における「軸をずらす」という感覚に加え、「いかに前脚をかいくぐるか」という感覚が重要だ、ということです。良く「一歩目の左脚の当たりがぬるい」とかいわれてますが、これもおそらく上記のような構造から出た感想かと。最初の左脚が大きく振り上げられるので、その下に安全地帯ができるのですな。しかもそれだけでなく、遠距離武器だと一歩目に限らず結構「すり抜け」ます。ま、もっとも迫る前脚を前にボッと立ってるわけにはいかないので、どの辺まで平気なのよ、という点の確認となりますが。

二つ目のキモは「怒りティガに閃光を使わない」という点です。いや、もちろん練習上でのことですが。怒りティガを閃光で足止めしない立ち回りを繰り返すと、通常時のティガが冗談みたいに遅く見えます。「え?バグった?」くらい遅く見えるのですよ(いやマジで)。これだけでも、通常時ティガへは余裕を持った攻撃を加えられるようになるんじゃないかと。

あとはティガそのものの動きのパタンを覚えるわけですが、そのあたりは記事の中で追々。
ところでさんざんエラそうなこと言っといてなんですが、以下の立ち回りは「間違ってます」(笑)。いや、ずっと弱点:頭(これは良い)、次点弱点:前脚と思ってやってきたのですが、最近出たガイドブックなどによるとどうも後ろ脚の方が弾耐性も怯み値も低いようで…前脚狙い→後ろ脚狙いと立ち回りを修正中なのですが、現在絶賛中途半端モードという感じですな。後ろからの狙いを前脚狙うか後ろ脚狙うかの差はわずかといえばわずかなのですが、ついデカイ前脚撃っちゃいますな。そんななので、その点は注意してご覧下さい。

で、とりあえず先に通常時の動画をご覧下さい。攻撃よりも回避にポイントを置いて撮ったもので、わざとらしく脚前をうろちょろしてますが。
左脚の動きのみ見極めれば良い
怒り時も同じ
突進中でもこの距離でタメに入れる
噛み付きはこっちへ
まずは突進開始時に大きく振り上げられる左脚の降りてくるポイント・タイミングを覚えて、その少し脇に入れればセーフ、という感覚をつかむのが良いでしょう。実際左側だけというわけにはいかないですが、右側は、左で覚えた距離感を同等に反転すれば良いかと(右の脚は低く出るので近接がこちらへ回避するのは難事)。

これができちゃうと、結構怒り時のティガもコワくなくなります。上位でもよほどうっかり逆走したりしないかぎりは突進は食らわなくなるかと。

あ、そんなにノーダメにこだわんなきゃなんないの?という点を書いてなかったですが、こだわんなきゃダメです。上位のティガでガンナー装備ときたら、1撃で半分以上(怒り時なら8割)削られます。ティガの場合1撃食らうと立ち上がる前に連続で次がきてしまう動きが多いので、事実上1回食らったらほぼ撃沈、と思った方が良いかと。つまり、ノーダメかクエ失敗かの極端な要求がされる相手なのですな。まぁ、MHdos以降のモンスターにやたらこの傾向が強いのですが。

あと回避について動画にないものとして噛み付きに対する点があるでしょうか。アーチャーの場合噛み付きを正面で受けることはまずないのですが、例外としてバインドボイス硬直食らっちゃった時が危ないです。この場合硬直中にぶっとばされたらもうどうしょもないですが、ギリギリ解けたら向かって左へ回避します。これはティガの右脚の方があとから出るからですね。

あとは攻撃面ですが、上にも書いたようにちょっち修正中なので、詳しくは続編で。そのまえに、怒り中のティガに対する立ち回りの動画を二つあげておきます。

後ろ脚を狙う
壁噛みつき時も後ろ脚を狙う

さて、上の動画をご覧いただくと、照準モードなしの水平射撃とタメ2拡散を多用しているのにお気づきでしょうが、このあたりが攻撃面のキモです。
もちろんタメ3連射を頭へ入れられればそれに越したことはないのですが、これは危険です。可能性としては2挙動での振り向きの1挙動目にあわせた頭狙撃が考えられますが、今の腕前では無理ですな。当然振り向き終わったところなんか頭狙いしてたら続く反撃を食らいまくります。

そこで次点弱点の脚を狙っていくわけですが、この脚への攻撃は水平射撃で方向だけあってれば当たります。俯角・仰角の調整の必要がないのですね。というよりもティガのどこを狙おうが水平射撃で大丈夫です。咆哮時とか閃光ピヨリ時に頭をピンポイントで狙う際や、カメラアングルの関係で自分がどっち向いてるか正確に測り難い時のみ照準を合わせます。
これを知っとくと大分楽になると思うので、ぜひ。

威嚇は予想できる
タメ2を使いこなす
頭を狙えるチャンスは少ないが…
これもタメ2だと結構いける
その脚狙いで特筆すべきなのは、ティガの威嚇行動時でしょうか。特に怒り時のティガは跳び掛かりを2回連続させたあと必ずこの威嚇を行うので、先に予想して狙うことができます。今回結構前脚を撃っちゃってますが、ここで後ろ脚を狙いたいとこですな。

また、タメ2拡散ですが、これも積極的に使っていきます。もともとティガの肉質は極端な弾耐性の弱い部位というのもないので、どこ撃とうが大差ない、というわけで、拡散も充分ダメージを稼げます。回転時・すれ違い時・タメ3まで待てない(回避できなくなる)タイミング、と、かなり使いどころは多いですな。もっともこれに頼りすぎると与ダメが減っちゃいますが。

特に弱点の頭は確実にタメ2拡散の方が当てやすいです(頭へのダメージは少ないですが)。逆に上にも書いたようにタメ3連射で頭を狙えるチャンスは限られるので、一瞬の隙を逃さずタメ2を頭へ(正面へ)、とやっていくのが良いかと。もちろんこのあたりはアイテムなしの際の話なので、閃光連投でピヨッてる際などはタメ3で頭を撃ちまくるのですが。

とりあえずはそんなとこで。
攻撃面はおざなりですが、この「下位の効能編」で頑張るべきなのは回避です。攻撃の精度は後からついてきます。前回「下位の効能」でも書いたように、上位の防具・武器でかまわないので(むしろその方が良い)、回避可能な限界がどこなのか、それを見極められれば良いかと。見極める、といっても今回の様子もまだまだで、予想としてはティガの攻撃は「前転なし」ですべていなせるのじゃないかと考えています。少なくとも黒ディアのようなギリギリ感はないですな。

ま、いずれにせよ、この取り組みで回復レスでいけるようになってからが、上位への挑戦となるでしょうか。